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作品タイトル
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日の丸は輝く
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別タイトル
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日の丸は輝く 突撃 [玩具映画]
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御國の爲に [改題]
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皇国のために [改題]
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作者・スタッフ
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木村白山
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巻数
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1
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公開年月日
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1928年
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フォーマット
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35mm
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色
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白黒
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略筋
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畑で大根を抜いている凸山君のもとへ召集令状が届く。国難来る。カラスもバンザイと鳴く。凸山君は村人に見送られ出征する。戦地では凸山君は上等兵であり、敵陣地総攻撃に付き、附近の偵察を命じられる。その夜、偵察に出た凸山君は素手で敵の大砲を次々とねじ曲げ、鉄条網を壊し、気球に乗った監視兵を捕虜にする。凸山君は乃木将軍に捕虜を差し出し、捕虜は自軍の陣地の地図を見せる。その情報を受け、日本軍の総攻撃が始まる。突撃する凸山君は敵の砲弾を素手で投げ返す。日本軍の砲弾で張りぼての敵の司令官も吹っ飛ぶ。凸山君は塹壕の敵兵を倒し進むが、味方の兵も多く戦死し、凸山君は涙する。日の丸を持った凸山君は片足、片手を吹き飛ばされながらも万歳を叫び続けると、片足、片手が戻ってくる。勝利の日章旗が風になびく。
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解説
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16mmのサクラグラフ版として『御國の爲に』と改題されたほか、35mmの玩具映画『日の丸は輝く 突撃』の題名で総攻撃の場面のみが抜粋されて販売された。漫画調の凸山君とは対照的に、乃木将軍にそっくりな人物が登場するが、サクラグラフの映画目録では某国との戦端が開かれたと説明され、日露戦争であることが曖昧になっている。
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リストID
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NAE0109
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掲載ページ
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198
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更新履歴
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別タイトル、解説、略筋を追加、別バージョンを関連付け [令和6年度メディア芸術アーカイブ推進支援事業によるデータベース制作]