難船ス物語 第二篇 海賊船
- アイテムセット
- 作品目録 1917〜1977
- 作品タイトル
- 難船ス物語 第二篇 海賊船
- 別タイトル
- 海の冒険
- 製作
- 日活太秦漫画映画部
- 原作者
- 清水秀雄
- 作者・スタッフ
- 脚色:清水秀雄
- 作画・監督:政岡憲三
- 巻数
- 2
- 公開年月日
- 1931年
- フォーマット
- 35mm
- 色
- 白黒
- 略筋
- 第一作「猿ケ島」の続篇。太洋の真ん中をイカダで漂流していた子供は、ある日、水平線上に一隻の帆船を見た。猿ケ島育ちの子供には、それが船だということが判らなかった。帆船では小さな子供が漂流しているので助けようと近寄ると、子供は恐しがって逃げようとする。苦心の末、救助するが、船員たちとはなじまない。ある日、黒い帆船が急速に近づく。その船は海賊船だった。 船脚の速い海賊船はすぐ追いつき、船員は生捕り、 積荷は奪われ、船に乗っていたお姫様までさらって行く。すばやく海賊船の帆かげに隠れてこの騒ぎを見ていた子供は、お姫様がさらわれたのを見て憤慨し、単身海に飛び込み海賊島へ乗り込む。島の館では海賊の船長が姫を連れて帰還したので 祝賀パーティを開く。島の館の入口にたどりついた子供は門番のライオンに一のみにされる。ライオンの腹の中で子供は、骨を一本ずつ抜き取って殺し、この皮をかぶって宴会場へ乗り込む。驚いた海賊達は弓や刀で追いかけて来る。お姫様をまず救い出し女子供を逃がしてやり、姫と一緒に館の塔の上に逃げ、塔の上から海辺まで敷かれたレールをトロッコで逃げる。塔の上まで追いかけた海賊共は、子供が仕掛けた爆薬で吹っ飛ぶ。静かな海上には海賊船を分捕った船員達が待っている。 子供とお姫様はボートで嬉しそうに引揚げて来る。
- リストID
- NAE0198
- 掲載ページ
- 205