-
作品タイトル
-
カと女の世の中
-
製作
-
政岡映画製作所
-
松竹蒲田映画
-
原作者
-
池田忠雄
-
作者・スタッフ
-
製作:城戸四郎
-
脚色:池田忠雄
-
原画監督:政岡憲三
-
動画:瀬尾光世、原田誠一、山本三郎
-
撮影:木村角山
-
発声監督:野村浩将
-
擬音:福田宗吉
-
録音:土橋晴夫
-
音楽
-
音楽指揮:今沢将矩
-
巻数
-
2
-
公開年月日
-
1932年
-
フォーマット
-
35mm
-
色
-
白黒
-
音声
-
トーキー(土橋式)
-
声優
-
主人:古川緑波
-
妻:沢蘭子
-
タイピスト:村島(対島)洋子
-
子供、太郎:磯野秋雄
-
次郎:三井秀男
-
花子:藤田房子
-
とし子:藤田陽子
-
略筋
-
彼と彼女は四人の子供の親。妻は身長六尺、体重三十貫というヘビーウェイト級の力持の女。ある夜、妻は夫が会社のタイピストとイチャツイている寝言を聞き烈火の如く怒る。ある日、妻はわざわざ会社に弁当を届けに行くと、露知らぬ夫は重役の目を盗み、廊下でタイピストと仲よく熱い語らい。現場を見つけた妻はヒステリーを 起こし荒れ狂う。夫とタイピストはホースの水をぶっかけて対抗。最後は夫の申し出により、妻とタイピストはボクシングで決着をつけることになる。リング上、力ではとても勝ち目のないタイピストはクスグリ作戦に出る。共倒れとなるが、現役(?)の強みで妻の勝となる。恐妻家の主人とヒステリー妻君のナンセンス漫画として成功した。
-
解説
-
松竹蒲田は昭和6年、劇映画「マダムと女房」のトーキー化成功に気をよくし、動画映画のトーキー化を計画。政岡憲三に白羽の矢を立て7年4月製作依頼。日本最初の本格的なオール・ トーキー作品として製作、10月完成。声の出演は古川緑波はじめ、妻の役は最初、飯田蝶子の予定だったが、沢蘭子に変更された。公開は翌8年4月15日浅草帝国館で封切。
-
リストID
-
NAE0222
-
掲載ページ
-
208