お猿の大漁
- アイテムセット
- 作品目録 1917〜1977
- 作品タイトル
- お猿の大漁
- 製作
- 横浜シネマ商会
- 作者・スタッフ
- 原案・脚色:青地忠三
- 作画:村田安司
- 音楽
- 音楽:コロムビア・オーケストラ
- 指揮:杉田良造
- 巻数
- 1
- 公開年月日
- 発売:1934年1月
- フォーマット
- 35mm
- 色
- 白黒
- 音声
- トーキー
- 尺(長さ)
- 270m
- 時間
- 10分
- 略筋
- 凍った湖面に穴をあけ狸公が魚釣しているが全く釣れない。氷上で猿がアイススケートを始める。猿は片方のスケート靴を狸公に貸してやる。一方、釣糸をたれたままの氷穴で音がするので、引返し糸を引くとナマズの様な魚の王様がかかっていた。怪魚は二人をにらみつけたので、あわてて逃げる。怪魚は笑い声を残して水中へ。頭に来た猿は怪魚を退治にと水の中へ跳び込んだ。 水中で怪魚をさがすが、怪魚は部下の魚に命じ、魚の機関銃を猿めがけて発射。猿は最初ボクシングよろしく魚の弾丸をうちかわしていたが、とうとう負かされ氷上へ逃げ戻る。今度は得意のアイデアで狸公に手伝わせ、大きなカゴとゴム風船、空気入れを用意。再び水底へ潜り、チョンマゲカヅラ、チャンチャンコを着て口上を述べ魚達を集める。ゴム風船で地上見物すると面白いと宣伝。つられた魚は、地上見物をしてみたくなり、ゴム風船をくわえ、水面へ次々に上ってゆく。氷上で待ち受けている狸公、片端から浮び上る魚をつかまえカゴの中へ。ついに怪魚に見つかり、部下の仇討ちと猿を追いかけるが、空気入れの管を怪魚の口へ押し込み空気を入れたので、フグの様にふくれ上り、水上へ飛び出す。猿と狸公、大漁に喜びながら怪魚にカゴを引かせて水上を行く。
- 解説
- 村田安司の本格的トーキー第一作。
- リストID
- NAE0229
- 掲載ページ
- 209