海の水はなぜからい
- アイテムセット
- 作品目録 1917〜1977
- 作品タイトル
- 海の水はなぜからい
- 製作
- 横浜シネマ商会
- 作者・スタッフ
- 飜案・脚色:青地忠三
- 作画:村田安司
- 巻数
- 1
- 公開年月日
- 1935年
- フォーマット
- 35mm
- 色
- 白黒
- 音声
- トーキー
- 尺(長さ)
- 300m
- 時間
- 11分
- 略筋
- 金持だが欲深な兄と、貧乏だが正直者の弟がいた。正月前、兄に餅の無心をしたが断わられ、とぼとぼ帰る途中、丸木橋で落ちかけていた老人を救う。老人はお礼に、不思議な森の小人たちのことを教え、小人の好物のマンジュウをくれる。森へ来た弟は、小人達の仕事を手伝い、マンジュウと交換に「宝の小臼」をもらう。欲しいものが何でも出て来る臼のおかげで貧乏な弟は村一番の金持になる。欲深な兄は弟の臼を盗み出し、離れ小島で一人でぜいたくしようと、小舟に小臼と食料を積んで海へ。沖へ出た兄は塩を積んで来なかったことに気づき、聞き覚えた呪文を唱えると、出るわ出るわ船の中は塩の山。しかし臼をとめる方法を知らなかったので、塩は船を埋めつくし、ついに沈没。曰は海底でいつまでも回り続け、塩を出したので、いまでも海の水はからいのだという話。
- 解説
- 東北地方に伝わる民話を動画化したもの。
- リストID
- NAE0271
- 掲載ページ
- 214
- [KPFA収蔵ID]
- 17341