闘球肉弾戦
- アイテムセット
- 作品目録 1917〜1977
- 作品タイトル
- 闘球肉弾戦
- 製作
- 松竹動画研究所
- 作者・スタッフ
- 脚本:高木一郎
- 演出:桑田良太郎
- 撮影:本庄吉雄
- 音響効果:木村一
- 調音:大村三郎
- 動画:熊川正雄、土井研二、山室正雄、木村一郎、鎌田惣助
- 背景:高木一郎
- 音楽
- 作曲・指揮:呉泰次郎
- 演奏:大東亜交響楽団
- 巻数
- 2
- 公開年月日
- 1943年
- フォーマット
- 35mm
- 色
- 白黒
- 音声
- トーキー(土橋式松竹フォーン)
- 解説
- 手塚治虫の33年の漫画に「フィルムは生きている」という動画製作を生きがいにした少年の物語があるが、連載の単行本(34年8月、鈴木出版発行、手塚治虫漫画選集⑤)の後書がわりに手塚自身が「マンガ映画メイドイン・ジャパン」と題し、日本の漫画映画のミニ・ヒストリーを書いている。その中に「闘球肉弾戦」についてふれているので引用させてもらう。「(前略)また"闘球肉弾戦"という長編(手塚の錯覚で実際は2巻物)では、最初の部分に、あきらかにマルティプレーン・カメラをつかった立体撮影がみられます。(演出・桑田良太郎)これはアメリカのギャングのようなサルと、日本犬たちとがラグビー試合をするスピードに富んだ物語ですが、途中とってつけたように、ルーズベルト大統領とチャーチル首相のノックアウトされた顔が出てきま す。こういった所にも当時の軍部の圧力がうかがえて興味があります(後略)」
- リストID
- NAE0418
- 掲載ページ
- 230